開発の背景
冷温水を熱源としたファンコイルユニット(FCU)は、一般的に強/中/弱の風量で制御されますが、
低負荷時には弱風運転になるという特性から、熱交換能力が大幅に低下してしまいます。
その結果、往き/還りの冷温水の温度差が確保されないばかりか、当初の設計値よりも極端に
小さく熱源(熱源機、熱交換器、蓄熱槽)に戻ってしまうため、エネルギーの有効利用ができない
という問題があります。
エコバル-大温度差制御弁- は、バルブ本体にFCU還り水温を計測するセンサを内蔵し、
かつ最新鋭の制御システムを実装することで、クリティカルな流量制御を行うことができます。
FCUに本製品を取り付けるだけで低負荷状態時にも冷温水の往き/還り水温の温度差を
確保可能なため、FCU空調システムのエネルギー消費を抑えることができますので、
地球環境にやさしいシステムを構築しながら快適な空調環境を実現します。
□FCU還り水温を制御し 温度差を確保 するので、低負荷時においても FCUの熱交換
能力を確保 できます。(低流領域での制御を実現しました!)
□熱負荷に応じた流量制御をするため、必要以上に流さず 搬送動力を低減 できます。
□還り水温を設計値で戻すため、熱源の効率化 が可能です。
□バルブの開度、還り水温の情報を出力する コミッショニング対応機能付 です。
□熱動弁採用により 低騒音 で 静か です。
大温度差制御弁の特長
エコバル - 大温度差制御弁
大温度差制御弁の仕組み
□大温度差制御弁はFCUの 出口側 に設置します。
□水温センサで 還り水温(熱交換済の水温)を監視します。
□還り水温を設定値に保つため、流量(弁の開度)を制御 します。
(還り水温の設定値はアクチュエータで設定)
※冷房の場合
・還り水温 < 設定水温 弁閉する
・還り水温 > 設定水温 弁開する